うまい塩焼きたくさんあれど、 私がおいしいと思うものの一つに、 きんきの塩焼きがあります。 あふれ出る脂、香ばしく薫りのよい皮、 やさしい口どけの身質。 大根おろしと一緒に頬張っても、負けないうまみの強さ。 召し上がられた方は、うん、うん、と頷いて頂けることでしょう。 ただ塩振れば良いってものじゃない、技術の裏付けも、 解って頂けることでしょう。 甘みを引き出す技術。脂をまとわらせる技術。 薫りを出す技術。 うまいものには、わけがあるのです。 |
はい、お豆の新物がぞくぞく始まっておりますね。 魚だけじゃない!!!うまけりゃいい屋。 お豆のおいしさも楽しんでいただきたいのです。 うまけりゃ特製の白玉小豆で、 ほっくりとスイーツも楽しんでいただきたい。 山菜も始まっております。 ふきのとうや、山ウド。 もう少しで、タケノコも始まりますよね。 春です。 そう…花粉症の季節です(笑) 次回、症状を軽くする可能性があるものを お伝えしましょう。 食に携わる者として、できれば薬や注射ではなく、 食事で改善したいものです。 花粉症と付き合って30年の私なりですが。。。 乞うご期待!
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お待たせしました。 今年は例年よりも遅い時期の取り扱いになります。 長崎のクエ。 召し上がられた方、、、今年も喜んで頂けたと思います。 美味しさは言うまでもないですが、あえて表現しましょう。 上品な白身のおいしさ。 刺身や鮨で食べたら、淡泊なのかと思いきや、 酢飯とあいまった時の甘みの増加。 鍋や、焼き物ではしっかりと脂感も主張する。 皮目のとろとろのコラーゲン感。 焼き物のジューシーだけど身はふっくり、ほっこり。 白身の旨味の凝縮さ。 揚げ物の皮のパリパリの香り。 煮物の甘い味付けにも負けない、身の存在感。 天然フグと並んで、天然クエは、 白身の両横綱といっても過言ではないと思います。 あ・・・養殖のクエ食べても、こうはならないですよ? しつこいようですが。。。。 調理する温度で、うまさがまったく変わる 料理人冥利に尽きる魚です…と、言う意味が分かって頂けると思います。 鮨、焼き物、煮物、揚げ物、そして鍋。 締めは、おうどんで。 このおいしさを皆さんに届けたい。 今回は、事前予約の方だけにご連絡させて頂きましたが、 次回入荷時には、その日のうちにHPに掲載します。 こちらもまた、乞うご期待。 |
奔り(はしり)、盛り(さかり)、名残り(なごり) それぞれの粋、それぞれの風味を堪能してください。
お料理から季節を知る、日本ならではの贅沢を感じていただければ幸いです。