HOME
|
宴(今月のメニュー)
|
旬(季節の食材)
|
紡(食に関する言葉)
|
献(お料理の配送)
|
座(ご予約状況)
|
路(店舗案内)
|
雑(店主の雑文)
お品書き(うまけりゃいい屋メニューのご案内)
|
ケータリングサービスのご案内
鰍(いなだ)です。
2019年一発目は、至福の時『九絵(くえ)フルコース』です。
今回は、福岡県壱岐島産19.3kgの九絵を3日間寝かせて、熟成させています。
九絵は今まで四回食べていますが、九絵の味としては、私の中では一番ではないかと思いました。
またハードルが上がってしまったと大将がぼやいていましたが、目眩く九絵フルコースの世界をどうぞ。
左側が九絵の胃袋です。
コリコリした食感と適度な酸味が食欲を増進します。
右側が九絵の背中の肉です。
べったりと醤油をつけて食べます。
九絵の身と脂の甘みが醤油で引き立てられて、何とも言えない味わいです。
もちっとした食感も良いですね。
甘みのある山葵を添えても、九絵の身の味が立って美味しいです。
左側が烏魚子です。
相変わらずのねっとりとした食感で、鰡(ぼら)の魚卵の旨味が口の中一杯に広がります。
下に隠れている大根が烏魚子を引き立てる良い仕事をしています。
おそらく九絵の縁側の昆布締めは、私は初だと思います。
九絵の身が飴色に輝いていて美しく、一目見ただけで美味しいと判りますね……。
口の中に入れて咀嚼すると、じんわりと九絵の身の甘みが広がっていきます。
昆布の味は、あまり強く感じられませんでしたが、九絵の旨味が濃く感じられます。
九絵は20〜30kgぐらいが美味しいそうですが、それをさらに3日熟成させているので、
かなり美味しく育っています。
まず、でかいです……。これだけのクエの身の塊を頬張れる幸せ。
九絵の身の中心には、深谷葱が巻かれています。
皮はパリパリに焼かれていて、中心に向かってレアになるように火入れがしてあります。
皮目のところが香ばしく、脂もあって超美味しいです。
身の方は食感がもちっとしていて、やや甘みがあります。
火の入ったところと、レアのところで食感も変わります。
少し酸味のある黄身酢をたっぷりと載せて頬張ると、得も言われぬ美味さに身悶えが……。
黄身酢は、いつもより色が濃いような気がしました。
中心にある葱と一緒に九絵の身を食べると、途中で葱の味が立ってきて、また違った味わいを楽しめます。
絶妙なバランスの味に仕上がっていますね。
この旨煮も、今までで一番の美味しさでした。
手前の濃い灰色の小さな塊は、九絵の肝で、鶏のモツのような食感と味がします。
九絵の身はほろほろと柔らかく、皮目の脂と皮が異様に美味しいです。
大根も出汁が染みていて、かなり柔らかくなっています。
白ご飯が無いのが拷問になるなぁと思っていたら、一口分だけ、ご飯を出していただきました。
もう……至福ですね。
そして、この香味揚げが、また滅茶苦茶美味いんですわ……。 一口噛むと油と脂が、じゅわっと口の中に広がります。 その後で、白身の肉の美味さが追い掛けてきます。 途中、少しレモンを搾って味変します。 玉葱も甘みが強くて、充分すぎるほど美味しいです。。
九絵の身がたっぷり入った鍋です。
完成後、余りに嬉しさに箸が急いで写真を撮り忘れ、
お碗一杯分、中身が少なくなっています。
その一杯分がこちら。
こちらの鍋も今までで一番の美味さです。
特に皮の部分の脂が旨すぎる……。
ねっとりとしたコラーゲンの塊で、食べると身体が生き返ります。
ちなみに、こちらが、この鍋最大の九絵の身の塊です。
塊がでかすぎですよね……。
こんな塊は、他のお店では食べられないかも。この身だけで、いくらに成るんだよ。幸せ。
スープも甘くて、深みがあって、美味しいですよ。
最後は、稲庭うどんで〆ですね。
自家製の黒胡椒を掛けて食べるとカルボナーラの味に感じます。
九絵出汁のカルボナーラとか、絶品過ぎますね……。
最高級のマスカルポーネチーズが入荷したときにしかでてこない幻の水菓子です。
うまけりゃのこのデザートが大好き!という方も、多いはずです。
この濃厚なマスカルポーネチーズの味がたまりません。
何度食べても忘れられない味です。
いやぁ、今年は、最初から最高の九絵料理を堪能しました。
次は、鮟鱇のどぶ煮か河豚の白子鍋でしょうか……。
いやいや、お鮨も捨てがたい。
魚に脂の乗っている冬場に色々食べたいですね。
大井松田のうまけりゃいい屋は、完全予約制となっています。
お越しの際は、事前にお店に、ご連絡ください。
ふぐ包丁師、日本料理専門調理師、鮨調理技能士の大将が心から持てなしてくれます。
【過去にご紹介した宴】
2019年7月
2019年2月
2018年12月(下旬)
2018年12月
2018年10月(下旬)
2018年10月
2018年7月
2018年5月
2018年4月(下旬)
2018年4月
2018年1月
2017年12月
2017年11月(下旬)
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年7月(下旬)
2017年7月
2017年6月
2017年3月(下旬)
2017年3月
2017年2月
2016年12月(下旬)
2016年12月
2016年11月(下旬)
2016年11月
2016年10月(下旬)
2016年10月
2016年9月
2016年8月(下旬)
2016年8月
2016年7月(下旬)
2016年7月
2016年6月
2011年10月
2010年3月
2010年10月
2010年11月
2019年一発目は、至福の時『九絵(くえ)フルコース』です。
今回は、福岡県壱岐島産19.3kgの九絵を3日間寝かせて、熟成させています。
九絵は今まで四回食べていますが、九絵の味としては、私の中では一番ではないかと思いました。
またハードルが上がってしまったと大将がぼやいていましたが、目眩く九絵フルコースの世界をどうぞ。
左側が九絵の胃袋です。
コリコリした食感と適度な酸味が食欲を増進します。
右側が九絵の背中の肉です。
べったりと醤油をつけて食べます。
九絵の身と脂の甘みが醤油で引き立てられて、何とも言えない味わいです。
もちっとした食感も良いですね。
甘みのある山葵を添えても、九絵の身の味が立って美味しいです。
左側が烏魚子です。
相変わらずのねっとりとした食感で、鰡(ぼら)の魚卵の旨味が口の中一杯に広がります。
下に隠れている大根が烏魚子を引き立てる良い仕事をしています。
おそらく九絵の縁側の昆布締めは、私は初だと思います。
九絵の身が飴色に輝いていて美しく、一目見ただけで美味しいと判りますね……。
口の中に入れて咀嚼すると、じんわりと九絵の身の甘みが広がっていきます。
昆布の味は、あまり強く感じられませんでしたが、九絵の旨味が濃く感じられます。
九絵は20〜30kgぐらいが美味しいそうですが、それをさらに3日熟成させているので、
かなり美味しく育っています。
まず、でかいです……。これだけのクエの身の塊を頬張れる幸せ。
九絵の身の中心には、深谷葱が巻かれています。
皮はパリパリに焼かれていて、中心に向かってレアになるように火入れがしてあります。
皮目のところが香ばしく、脂もあって超美味しいです。
身の方は食感がもちっとしていて、やや甘みがあります。
火の入ったところと、レアのところで食感も変わります。
少し酸味のある黄身酢をたっぷりと載せて頬張ると、得も言われぬ美味さに身悶えが……。
黄身酢は、いつもより色が濃いような気がしました。
中心にある葱と一緒に九絵の身を食べると、途中で葱の味が立ってきて、また違った味わいを楽しめます。
絶妙なバランスの味に仕上がっていますね。
この旨煮も、今までで一番の美味しさでした。
手前の濃い灰色の小さな塊は、九絵の肝で、鶏のモツのような食感と味がします。
九絵の身はほろほろと柔らかく、皮目の脂と皮が異様に美味しいです。
大根も出汁が染みていて、かなり柔らかくなっています。
白ご飯が無いのが拷問になるなぁと思っていたら、一口分だけ、ご飯を出していただきました。
もう……至福ですね。
そして、この香味揚げが、また滅茶苦茶美味いんですわ……。 一口噛むと油と脂が、じゅわっと口の中に広がります。 その後で、白身の肉の美味さが追い掛けてきます。 途中、少しレモンを搾って味変します。 玉葱も甘みが強くて、充分すぎるほど美味しいです。。
九絵の身がたっぷり入った鍋です。
完成後、余りに嬉しさに箸が急いで写真を撮り忘れ、
お碗一杯分、中身が少なくなっています。
その一杯分がこちら。
こちらの鍋も今までで一番の美味さです。
特に皮の部分の脂が旨すぎる……。
ねっとりとしたコラーゲンの塊で、食べると身体が生き返ります。
ちなみに、こちらが、この鍋最大の九絵の身の塊です。
塊がでかすぎですよね……。
こんな塊は、他のお店では食べられないかも。この身だけで、いくらに成るんだよ。幸せ。
スープも甘くて、深みがあって、美味しいですよ。
最後は、稲庭うどんで〆ですね。
自家製の黒胡椒を掛けて食べるとカルボナーラの味に感じます。
九絵出汁のカルボナーラとか、絶品過ぎますね……。
最高級のマスカルポーネチーズが入荷したときにしかでてこない幻の水菓子です。
うまけりゃのこのデザートが大好き!という方も、多いはずです。
この濃厚なマスカルポーネチーズの味がたまりません。
何度食べても忘れられない味です。
いやぁ、今年は、最初から最高の九絵料理を堪能しました。
次は、鮟鱇のどぶ煮か河豚の白子鍋でしょうか……。
いやいや、お鮨も捨てがたい。
魚に脂の乗っている冬場に色々食べたいですね。
大井松田のうまけりゃいい屋は、完全予約制となっています。
お越しの際は、事前にお店に、ご連絡ください。
ふぐ包丁師、日本料理専門調理師、鮨調理技能士の大将が心から持てなしてくれます。