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oda_susiです。
7月になりました。
あとちょっとで、梅雨が明けます。
そんな真夏を控えた2016年7月初旬、「うまけりゃいい屋」の会席コースを味わってきました。
今回は、梅雨明け直前の優しい味付けを中心とした、大将料理の数々を記事にしていきます。
暑く湿気の多い梅雨の時期、まず麦酒をグビッといく。
汗をかきながら、ここまで歩いてきた甲斐がありました♪
左側は、小田原相模湾の鯖(サバ)。右側が、石垣貝。
<鯖>
上品な甘みが、鯖の中にまで染み渡っている。脂がのった旬の魚です。
真サバは秋から冬が旬、ゴマサバは初夏から夏に掛けてが旬。違うんですねぇ。
最近、大将が力を注いでいる
「ほうじょうのめぐみ」
でも、この味を堪能できます。小田原魚の旬に、大将の技を惜しげもなく注ぎ込んだ「豊穣の恵み」。
ちょっと贅沢なおつまみとして、家庭にもお取り寄せ出来ます♪
<石垣貝>
貝はコハク酸が旨味の元。
新鮮な貝をすぐに調理しないと、この旨味が臭みになってしまう。
料理人としては新鮮な貝を使いたい。
ところが、生きた貝を運ぼうとすると、温度管理にも繊細な注意が必要な上、搬送ストレスで貝がダメージを受ける。
当然、大将が出す貝はいつも新鮮。
だから、ちょっと指で触ると収縮反応が起きて、身が縮まり硬くなる。
下写真は、伸びていた身を指先でちょいっと触り、縮まった後の状態。
その両方の状態を味わえるように、二切れ出すところが憎い。
「うまけりゃいい屋」では「うまけりゃいい」ことが大事。
だから、カウンターで「うまけりゃいい」貝を出せるよう、○○や○○のことまで考えて、新鮮な貝を入手している。
食材を見る前から、目利きは始まっているそうです。
小田原鯵とトマトで出汁を取った、小田原あじ麺。
真夏の昼に、これだけ食べに来たいくらいツルツルといける。
「ほうじょうのめぐみ」でも「あじ麺のたれ」はあるが、こちらはその豪華版。
以前、大将が料理学校に講師として呼ばれ、TVカメラの回っている中で、似たような冷汁レシピを公開したことも有ったなぁ。
この大将、TV・漫画・
小説
など、結構色々なところに登場しています。
兵庫県産の岩牡蠣と、千葉県産の大羽いわし(マイワシ)
「ぐふっ♪」 と言いたくなる、旬ど真ん中のミルキー岩牡蠣。
待ちに待った岩牡蠣の旬が、ついにやって来ました。
大将が沢山仕入れている時は、この岩牡蠣を最初に数個も食べてしまう。
最高の状態の岩牡蠣でした。
鰯も美味しい。まだまだ続くので、二切れなのが残念。
大羽鰯の小田原焼(梅肉載せ)
いわしが、こんなにも美しく美味しくなるとは。
塩で一夜干しした鰯。
表でちょっと陰干しした鰯。
その「ちょっと」に、大将のノウハウが込められている。
魚の状態や、その前の仕込みに応じて、「ちょっと」変えているそうです。
幾ら聞いても、その「ちょっと」 だけは企業秘密で教えてくれません。。。
イワシの脂と焼けた皮の香りに梅の酸味がそそります。
こちらは番外編。大将の使っている天然わさび。
大将が、修行時代の師匠に紹介された信頼できる山葵農家。
それから、ずっと使い続けている最高級の天然山葵。
国内最高の伊豆天城産山葵。
この山葵だから、香りと旨味が刺身にのる。
この山葵を贅沢に使った、かんぴょう巻き(サビかん)を〆に頂くのも大好きです♪
(あまり頼むと、追加料金を請求されそうなくらい山葵が高価なので御注意)
瀬戸内産の天然鱧
前回記事では梅肉載せで、今回は御汁の鱧じゅんさい。
どちらも、肉厚の天然鱧から濃厚な旨味が染み出てくるけど、御汁にすると旨味が溶け込んで優しく感じられる。
うっすら浮いた脂が美しい。ゆっくりと、御汁を頂きます。
玉(卵焼き)。
何気なく食べてしまうけど、一年を通して色々な変化がある、今回は鱧のすり身入りカステラ風の卵焼き。
時々、信じられないくらい高級食材をつぎ込んだ卵焼きが、何気なく出てきます。
ヅケ
アジ
蒸しアワビ と 肝。
アワビも貝なので、旨味はコハク酸。鮮度が命。
でも、肝はグルタミン酸なので、科学的な特性が違う。
さらにタウリン配合!
ちょこんと肝が乗っているように見えて、色々と違うそうですが、とにかく美味しい♪
トロの焼き寿司。ジューシー♪
ちなみに、ネタだけバーナー等で焼くのが「あぶり」。
寿司にして串を刺して焼くのが「焼き寿司」。
串で刺しても型崩れせず、食べる時にはホロホロと溶けてくる。
何で、そんな事が可能なんだろか?
真鯛の湯引き。
焦がして香りを付けると、タイの優しさが分からなくなるので湯引き。
食べた後も、味がゆっくり口の中に漂っていきます。
アナゴで〆
蜜煮にされたヤマモモに、レモンをチュッとかけて頂きます。
以上、7月初旬の、梅雨の湿気と暑さが入り混じった日々に嬉しい「季節の会席」 コースでした。
「ほうじょうのめぐみ」は、最近、大将が力を入れている、経済産業省の地域産業資源活用事業計画としても認められた、小田原の地産地消を志して大将が立ち上げたブランドです。
今回の料理コースにも
「ほうじょうのめぐみ」
の品がいくつか登場しました(あじ麺、サバ、イワシ)。
百貨店でも販売されており、贈答用にも使える品となっています。
ちょっと贅沢な家庭のおつまみとしてもオススメ。
私は時々、
塩いさき
を頂いてますが、御飯やお酒に相性良し。
ちなみに、
山椒入りバージョン
は、おつまみ専用にしてます(^^;
小田原漁港の旬に、大将の技を掛け合わせた
「ほうじょうのめぐみ」
は家庭でも味わえます。
「うまけりゃいい屋」TOPページに
「ほうじょうのめぐみ」
通信販売サイトにリンクあります。
是非、ご覧ください。
【過去にご紹介した宴】
2019年7月
2019年2月
2018年12月(下旬)
2018年12月
2018年10月(下旬)
2018年10月
2018年7月
2018年5月
2018年4月(下旬)
2018年4月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月(下旬)
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年7月(下旬)
2017年7月
2017年6月
2017年3月(下旬)
2017年3月
2017年2月
2016年12月(下旬)
2016年12月
2016年11月(下旬)
2016年11月
2016年10月(下旬)
2016年10月
2016年9月
2016年8月(下旬)
2016年8月
2016年7月(下旬)
2016年7月
2016年6月
2011年10月
2010年3月
2010年10月
2010年11月
7月になりました。
あとちょっとで、梅雨が明けます。
そんな真夏を控えた2016年7月初旬、「うまけりゃいい屋」の会席コースを味わってきました。
今回は、梅雨明け直前の優しい味付けを中心とした、大将料理の数々を記事にしていきます。
暑く湿気の多い梅雨の時期、まず麦酒をグビッといく。
汗をかきながら、ここまで歩いてきた甲斐がありました♪
左側は、小田原相模湾の鯖(サバ)。右側が、石垣貝。
<鯖>
上品な甘みが、鯖の中にまで染み渡っている。脂がのった旬の魚です。
真サバは秋から冬が旬、ゴマサバは初夏から夏に掛けてが旬。違うんですねぇ。
最近、大将が力を注いでいる「ほうじょうのめぐみ」でも、この味を堪能できます。小田原魚の旬に、大将の技を惜しげもなく注ぎ込んだ「豊穣の恵み」。
ちょっと贅沢なおつまみとして、家庭にもお取り寄せ出来ます♪
<石垣貝>
貝はコハク酸が旨味の元。
新鮮な貝をすぐに調理しないと、この旨味が臭みになってしまう。
料理人としては新鮮な貝を使いたい。
ところが、生きた貝を運ぼうとすると、温度管理にも繊細な注意が必要な上、搬送ストレスで貝がダメージを受ける。
当然、大将が出す貝はいつも新鮮。
だから、ちょっと指で触ると収縮反応が起きて、身が縮まり硬くなる。
下写真は、伸びていた身を指先でちょいっと触り、縮まった後の状態。
その両方の状態を味わえるように、二切れ出すところが憎い。
「うまけりゃいい屋」では「うまけりゃいい」ことが大事。
だから、カウンターで「うまけりゃいい」貝を出せるよう、○○や○○のことまで考えて、新鮮な貝を入手している。
食材を見る前から、目利きは始まっているそうです。
小田原鯵とトマトで出汁を取った、小田原あじ麺。
真夏の昼に、これだけ食べに来たいくらいツルツルといける。
「ほうじょうのめぐみ」でも「あじ麺のたれ」はあるが、こちらはその豪華版。
以前、大将が料理学校に講師として呼ばれ、TVカメラの回っている中で、似たような冷汁レシピを公開したことも有ったなぁ。
この大将、TV・漫画・小説など、結構色々なところに登場しています。
兵庫県産の岩牡蠣と、千葉県産の大羽いわし(マイワシ)
「ぐふっ♪」 と言いたくなる、旬ど真ん中のミルキー岩牡蠣。
待ちに待った岩牡蠣の旬が、ついにやって来ました。
大将が沢山仕入れている時は、この岩牡蠣を最初に数個も食べてしまう。
最高の状態の岩牡蠣でした。
鰯も美味しい。まだまだ続くので、二切れなのが残念。
大羽鰯の小田原焼(梅肉載せ)
いわしが、こんなにも美しく美味しくなるとは。
塩で一夜干しした鰯。
表でちょっと陰干しした鰯。
その「ちょっと」に、大将のノウハウが込められている。
魚の状態や、その前の仕込みに応じて、「ちょっと」変えているそうです。
幾ら聞いても、その「ちょっと」 だけは企業秘密で教えてくれません。。。
イワシの脂と焼けた皮の香りに梅の酸味がそそります。
こちらは番外編。大将の使っている天然わさび。
大将が、修行時代の師匠に紹介された信頼できる山葵農家。
それから、ずっと使い続けている最高級の天然山葵。
国内最高の伊豆天城産山葵。
この山葵だから、香りと旨味が刺身にのる。
この山葵を贅沢に使った、かんぴょう巻き(サビかん)を〆に頂くのも大好きです♪
(あまり頼むと、追加料金を請求されそうなくらい山葵が高価なので御注意)
瀬戸内産の天然鱧
前回記事では梅肉載せで、今回は御汁の鱧じゅんさい。
どちらも、肉厚の天然鱧から濃厚な旨味が染み出てくるけど、御汁にすると旨味が溶け込んで優しく感じられる。
うっすら浮いた脂が美しい。ゆっくりと、御汁を頂きます。
玉(卵焼き)。
何気なく食べてしまうけど、一年を通して色々な変化がある、今回は鱧のすり身入りカステラ風の卵焼き。
時々、信じられないくらい高級食材をつぎ込んだ卵焼きが、何気なく出てきます。
ヅケ
アジ
蒸しアワビ と 肝。
アワビも貝なので、旨味はコハク酸。鮮度が命。
でも、肝はグルタミン酸なので、科学的な特性が違う。
さらにタウリン配合!
ちょこんと肝が乗っているように見えて、色々と違うそうですが、とにかく美味しい♪
トロの焼き寿司。ジューシー♪
ちなみに、ネタだけバーナー等で焼くのが「あぶり」。
寿司にして串を刺して焼くのが「焼き寿司」。
串で刺しても型崩れせず、食べる時にはホロホロと溶けてくる。
何で、そんな事が可能なんだろか?
真鯛の湯引き。
焦がして香りを付けると、タイの優しさが分からなくなるので湯引き。
食べた後も、味がゆっくり口の中に漂っていきます。
アナゴで〆
蜜煮にされたヤマモモに、レモンをチュッとかけて頂きます。
以上、7月初旬の、梅雨の湿気と暑さが入り混じった日々に嬉しい「季節の会席」 コースでした。
「ほうじょうのめぐみ」は、最近、大将が力を入れている、経済産業省の地域産業資源活用事業計画としても認められた、小田原の地産地消を志して大将が立ち上げたブランドです。
今回の料理コースにも「ほうじょうのめぐみ」の品がいくつか登場しました(あじ麺、サバ、イワシ)。
百貨店でも販売されており、贈答用にも使える品となっています。
ちょっと贅沢な家庭のおつまみとしてもオススメ。
私は時々、塩いさきを頂いてますが、御飯やお酒に相性良し。
ちなみに、山椒入りバージョンは、おつまみ専用にしてます(^^;
小田原漁港の旬に、大将の技を掛け合わせた「ほうじょうのめぐみ」 は家庭でも味わえます。
「うまけりゃいい屋」TOPページに「ほうじょうのめぐみ」通信販売サイトにリンクあります。
是非、ご覧ください。